■企画のきっかけを教えてください。

電車、ゾウ、ふなっしー、こいのぼり・・・。

ポパルでは今まで様々なペーパークラフトを手掛けてきました。
そこには一人の天才デザイナー（以降、巨匠）の存在があります。

ペーパークラフトと一言でいっても、設計、組み立て校正、型校正など、手間と時間とコストがかかるため、
金額やスケジュールの関係で成約に至らないことも多数。また、巨匠一人では作れる数も限りがあります。

そこで、もっともっと手軽にペーパークラフトを作れないか？ということでこのプロジェクトが始動しました。

■こだわった部分はどんなところですか？

目を付けたのは、引き出し付きのペーパークラフト。さまざまなキャラクター・動物などに対応できる形です。
引き出し付きなので、飾るだけではなく、お子様の宝物入れにもなるんです。

しくみとしては、汎用型を1つ作成します。パンダでいうと耳の部分だけは抜き型には入れず、お客さんに切り取ってもらいます。
するとデザインを変えるだけで、パンダ、ネコ、ウサギも作れる！汎用型を利用するので、設計代・型代も抑えられ、費用も大幅に抑えられます。

さらに、この商品をよりポパルのオリジナルなものにするために、意匠登録の手続きもとりました。
意匠登録第１６０７１５３号（Ｄ１６０７１５３）

■今後の展望を教えてください。

いずれこの型を使って、いろんなキャラクターや動物が作られたとき、その子たちはみんな友達のように見えるであろうと想像して、「箱フレンズ」と名付けました。
より多くの方々に愛されるペーパークラフトになり、いつか「うちのキャラクターも箱フレンズにしてください！」と言われるように育てていきたいです。